久々の更新ですみません

度々チェックしてくださっている方には本当に申し訳ないです

今日は少し長い話をします。
1月の事です。
父より
『
危篤か
』 とメールがありました。
実家には今3匹の猫と2匹の犬が居ます。
そのうちの1匹の容態が悪いとの連絡でした。
『声を聞かせてやれ』 と言う事で、電話して
『ジュリー(*´ェ`*)』 と言うと、電話にスリスリしてきたようです。
『今日はあるものが来るから、ママには内緒だぞ』 ジュリーは小学生の時、父が私にそういって、母に内緒で買ってきた猫でした。
父は子供の頃から猫好きでしたが、神経質な母が、“歯科医院で動物を飼っている”と言う事にクレームを言ってくる患者さんがいるのではないかと言って、断固反対していたのです。
当時ブームだったアメリカンショートヘヤー、しかも両親ともショーキャットの血統書付きでペットショップの人が売りしぶっていた猫、それがジュリーでした。
猫としてかなり変わっていて、
ドライフードを手でつかんで食べたり…
猫に甘味は存在しないはずなのに、あんこが大好きだったり…
アレルギー持ちのせいでヒゲが上手く使えないのか、ミルク飲んだ後はありえない位ビチョビチョだったり…
カルカンのマグロの缶詰以外は吐いたり…
ブラッシングが大好きで、自分でブラシを持って来て「コレやって」とアプローチしたり…
自分はお風呂嫌いな癖に、他人(私とか)の風呂上りは大好きだったり…
逆に風呂に入ってないまま近づくと頭かじってきたり…
父から怒られた直後、鬱憤を晴らすべく、違う部屋に居る私の頭をかじりにきたり…etc
そんなジュリーにも、ある日お嫁さんのレモンが来ました。
小さなレモンに初めはどうしていいか分からなくて、不機嫌な顔のままお乳を探られたりしていました。
そんなレモンとの間に、計20匹近くの子供が生まれました。
ジュリーを売りしぶっていたペットショップの人が、ジュリーの子供は高く買いたいと言ってくれて、かなり高値で売られていきました(;д)
(3ヶ月はうちで育ててますが。)
ほとんど里子に出ちゃったけど、未熟児だったホワイトと、毛並みがジュリーによく似ていたルンルン、1人暮らしの女の人に飼われて、ストレスで病気になっちゃった出戻りのレオと、5匹で仲良く暮らしました。
ホワイトは、他の猫達よりも体が育たず、心臓だけが成長してしまい、それに耐えれなくなって、1歳半で天国へ行きました。
ある年の母の誕生日に、父がまた内緒でキャバリアを買ってきました。
とてもヘタレなその犬はマークと名付けられました。
ここから暫らく、1匹の犬と、4匹の猫達の計5匹の愉快な生活が始まりました。
元々から警戒心の強いレモンと、レモンに性格のよく似たルンルンは、マークとなじむ事が出来ず、マークはずっと「フーーーッ」と言われていました。
逆に気の弱いレオは、マークにいつも追い掛け回されていました。
そんな中、変わってるジュリーは自分からマークにも寄って行き、いつも喜ぶマークに振り回されていました。
ホワイトが亡くなって8年、一番仲の良かった兄妹のルンルンが腎臓病で天国へ行きました。
ルンルンも10匹近くの子供を生んでいたのですが、1匹もうちに残さなかった事を母が悔いていました。
それから間も無く、一ヶ月もしないうちに、追いかけるように母親のレモンも腎臓病で旅立ちました。
レモンは警戒心も強くて、結構嫉妬深かったので、私の風呂上りに目のないジュリーに対して目潰しを食らわし、白内障にしてしまった張本人です(笑)
レモンは猫一倍感受性が高くて、何度か父と母の夫婦喧嘩を間に入って止めた事があります。
母にガミガミ言っていた父との間に入り、父に向かって「アニニャニャナニャ!!」と文句を言ってました(笑)
それから、自分が眠くなると、TVを見ている母の背中を叩いて、振り向く母に対して大きなあくびを見せていました。
↑一緒に寝室に行こうという合図です
誰よりも、皆を見ているお母さんでした。
3匹になって暫らくして、私の息子のネオがメンバーに加わりました。
歯科医師国家試験近くになり、受験勉強を邪魔しちゃうネオたんを預けざるをえなくなっちゃったんです(;д)
それまでも実家帰省中は一緒に帰ってたし、部活遠征中は預けていたんですが。
結局長崎に就職して、社宅に住むようになり、飼っても良いとは言ってくれたんだけど…
当時就職したところが週に2回当直で病院に寝泊りしなければならなかったので…ネオのストレスを考えると、連れて行けなかったんです…
そんなネオは、未だに実家で私を探す癖が治らないみたいです(´Д`υ)
ネオは私の寵愛を一身に受けて育ったので、レオには威嚇され、マークには追い回され、驚き戸惑っていましたが…
そんなネオにも、ジュリーは優しく、ネオはかなりのおじいちゃん子になりました。
暫らくして、形勢が逆転したらしく、レオもマークもネオに追い回されるようになったそうです。
さすが私の息子だな。
レモンの腎臓の弱さが、子供達に影響していたのか、レオも腎臓病で亡くなりました。
レオは一番体が弱くて、一番甘えん坊でした。
同じ部屋で家族三人でTVを見ていると、まず父のところへ行き甘えて、暫らくすると母に甘えに行って、また暫らくすると私のところに来て…とグルグル回っていました。
それから、体が弱かったので、よく鼻血を出してました。
一昨年の台風の日、強い風の中、実家の裏で鳴いている仔猫が居ました。
「台風が過ぎるまで、うちの中に入れてやれ」 という父の言葉に、母と祖母が必死になって捕まえた仔猫は、結局“元気”と名付けられ、新しくジュリー家に入る事になりました。
自分より若い新参者が現れ、いじめられたネオは、私が実家に帰った時に暮らしている和室にこもりきりになってしまいました(笑)
今では元気が一番元気です。
最近、また新たな仲間が加わりました。
マークよりもビビリなキャバリアのジョン君です。
去年の母の誕生日に、父がプレゼントしました。
ジュリー一家は、血はつながっていないけど、ジュリーを大好きな猫2匹と犬2匹の5匹になりました。
そしてその日の、12時をまわった頃、
『ジュリーはつい今しがた他の猫達と同じ様に、天に召されました』 とメールが来ました。
ついに来たかと、思いました。
享年17歳。人間で84歳です。
目の前にジュリーが居ないせいか実感が全くなくて、悲しくもなくて、ただ“あ〜、またお母さんが号泣してるんだろうなぁ…”
とか考えていると…
『…が、写真のように息を吹き返しました』 と母に抱かれているジュリーの写真が添付されていました
ええっ( ゜д゜)!? 号泣する母の横で、父が心マッサージをして、息を吹き返したようです。
翌朝は、猫缶を1/2以上食べたそうです
もちろん、今も元気です。
私が帰るまで元気で居てね、ジュリー。